外壁調査の種類について
外壁調査は、外壁の劣化や異常を早期に発見するために行う調査です。
いくつかの調査方法がある中で、対象の建物に適した方法がわからないという方も多いでしょう。
そこで今回の記事では、外壁調査の種類について解説します。
▼外壁調査の種類
■打診調査
打診調査は、ハンマーなどの道具を使って外壁を叩き、その音を聞いて劣化や異常を確認する方法です。
外壁の内部に空洞ができたり、ひび割れが生じたりしている場合、正常な外壁とは異なる音を発します。
特に、タイルやモルタル仕上げの建物では多く採用されている方法です。
シンプルな方法ですが経験や技術が求められ、調査範囲が広い場合は時間がかかることもあります。
■赤外線調査
赤外線調査は、赤外線カメラを使って外壁の温度分布を撮影し、異常を検出する方法です。
異常がある部分と正常な部分では温度が異なるため、その性質を利用して外壁内部の劣化や空洞を確認します。
主にタイルやコンクリートなどの外壁で使用され、目視では確認しにくい内部の問題を把握できるのが大きな利点です。
広範囲を短時間で効率的に行えるため、建物全体をスピーディーにチェックできます。
▼まとめ
外壁調査の種類には、叩いて音を聞く打診調査と、赤外線カメラを使用する赤外線調査があります。
打診調査はシンプルで手軽な一方、赤外線調査は広範囲を効率的に調査できる・外壁内部の異常まで確認できるのが特徴です。
建物の状態や規模によって適切な調査を実施し、定期的なメンテナンスを心がけましょう。
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